2014-12-27

文殊さん定期報告 200  ★紙切れ1枚の命か!

本日12/27(土)で、米軍基地建設工事193日目、レーダー搬入68日目。ここに運用開始(本格稼働)2日目が加わりました。

今日の文殊さんは、おそらく今年の仕事納め(例の予定表が復活されないので正確には分からない)ということもあってか、朝から工事がとても賑やかです。
ケージ前、坂道、九品寺側通路の2重目の金網を盛んに作っておらるのと、国道側の土地の整備に細かいバラスを敷いているのとが目立っています。
朝はケージの中からの音はあまり聞こえませんでしたが、発電機は同じように動いていました。
星条旗が立つとかそんなことはまだありません。

本格稼働は、やはり紙切れ一枚でした。
昨日12/26(金)、防衛省が「TPY-2レーダーが実際に任務を行う米軍に移管され、配備されました」と京都府に連絡をしてきたとのことです。この文言がイコール「運用開始」ということであり、「本格稼働」とも言われていいます。
この連絡が府に来たのが昨日の何時であったのかは分かりませんが、21:00(午後9時)に米国が発表するので公表はそれ以後にせよという防衛省の「お願い」があって、府からプレスへはこの時刻を守って公表して下さいという「報道解禁」の指定付で、それより相当に早い時刻に提供されました。

防衛省からの文書には、「このレーダーの配備について、我が国が協力して米国防省が設置・試験、施設建設の準備を行ってきた」ということと、「このレーダーは日米双方の更なる弾道ミサイル防衛能力の向上に寄与するもの」ということも書かれています。

しかし、昨年9/11に当時の小野寺防衛大臣が出した、基地建設の前提としての「住民の安全安心の確保について、真摯かつ万全に政府が一体となって行う」という約束については一切触れられていません。

その約束が守られていないことは、解決されない騒音問題や連続して起きている事故で明らかなのですが、そういうことは一切無視されています。
京丹後市と京都府はその状況を分かっていながら唯々諾々とただ従うということです。正に無責任の極みと言わねばなりません。

昨日午前中、京都連絡会の皆さん、丹後連絡会の皆さんと一緒に「基地対策室」へ抗議の申し入れに行き、「市の責任が果たせてないではないか。住民の安全が今現在脅かされているというのに、どうして待てと言えないのか。」と度重ねて迫りましたが、防衛局を通じて米軍に要請している、皆さんの声は上に伝える、という岩崎室長の言葉しか返っては来ませんでした。また、我々の会の緊急質問への回答も年内には終にいただけませんでした。

午後のゲート前抗議行動では、我々の抗議の言葉を女性の軍人さん1名と2名の警備の軍属さんが向こう側で聞いておられました。大柄な警備の軍属氏は我々の言葉が分かるのか分からないのか終始ニヤニヤしながらこちらを見ておられました。そういうことなのです。

防衛局の現地連絡所へも確認に行きましたが、防衛局からの緊急質問への回答はまだ、米軍のものについても問い合わせているが返事がない。というレベルの話しか聞かれませんでした。
事故についての速やかな情報開示はどうなっているのかと聞くと、「それは安全安心連絡会で報告するということでしょう」などというとんでもない言葉まで返ってきました。半年に1回もやるのかやらないのかという会議で報告して、それが「速やかな情報開示」という認識のようです。「住民の皆さんの安全安心は私が責任を持ってやります。」というM氏の言葉の実態がこれです。

米軍、国(防衛省)、府、市がどこを向いているのか、トンデモナイ現実を見せつけられた昨日一日でした。
ペラペラの紙切れ一枚が象徴するものは、我々現地住民の命の姿ということでしょうか。

この報告は今回でナンバー200となりましたが、ますます黙っているわけにはいかない新年になりそうです。

12/27(土)昼

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