2015-06-15

文殊さん定期報告388

★サイト、発電機通常の状態へ。
★基地にカラス!
★ビラ20号を上げます。
★今週は府議会も開始。

本日6/16(火)で、米軍基地工事開始から386日目(1年と21日)、レーダー搬入より239日目、本格稼働173日目に入りました。

今朝は曇り模様。風もなく蒸し暑くなりそうです。
九品寺までの海岸沿いの大きな松の木が何本も立ち枯れているのが、最近気になります。

早朝、人は疎らですが、レーダーサイトと発電機が通常の状態に戻ってまた激しい騒音が出されています。中央部の新しい発電気も動いているようです。袖志ではサイトからの音もよく聞こえます。
自衛隊の工事は予定がズレているようでボチボと言う感じです。

カラスがけっこう基地の中にも入っています。彼らが基地のゴミ箱から(覆いがないため)食べ物のゴミ袋を九品寺に持ち込んで散らかしています。

市は今6月議会の最中、一般質問は昨日も書きましたが18日(木)からです。基地関係の質問はこの18日と翌19日です。可能な方は是非傍聴を。
今週は府議会も始まります。こちらでも議員さん方には「安全安心」の実態についてしっかりと追求していただきたい。

13日に折り込みされたビラの20号を、文章の部分だけここにあげておきます。相当に長いですが、主な問題点はほぼ網羅してあります。参考にして下さい。
6/16(火)朝

基地問題 2年3ヶ月経過 
「約束違反」続出!「安全・安心の確保」はどうなった?
約束を守れの声をご一緒にあげましょう!

米軍基地建設を憂う宇川有志の会 ビラ20号(京丹後市版) 

 京丹後市民の皆さん、宇川の米軍基地問題が降って湧いてから2年3ヶ月が過ぎました。昨年5/27に突然基地の工事が始まってから1年、12/26のXバンドレーダー本格稼働から160日が過ぎました。この基地建設にあたり、京丹後市と国の間には「住民の安全安心の確保」が大前提であり、そのために国は政府一体となって「真摯かつ万全な対応を行う」という文書による確認が行われていることは皆さんご存知の通りです。しかし、現実にはその「住民の安全安心」が脅かされる事態が続出しています。このビラでは、最近のその実態を広く市民の皆さんにお知らせし、市長に対して当初の約束通りの毅然たる態度を求めるものです。

 基地中央に巨大な“ゴルフボール”出現
まず現在の基地の状況です。基地の一期工事は1月末に終了しましたが、その後も色々と整備がなされ、施設は2重の金網で覆われ随所に監視カメラが立ち武器を持った警備の軍属(シェネガ社の社員)が24時間の厳重な警備をやっておられます。
金網にはWARNING「立入禁止」の警告板があちこちに掲示され、国道からの入り口中央には大きな「在日米軍 立入禁止」の看板が据えられています。
施設の内部には、倉庫、管理棟(本部施設)、通信施設、発電機などが立ち並び、崖の先にXバンドレーダーの大きな緑色のサイトがあって、発電機とこのサイトからは常に大きな騒音が出されています。正に前線の戦場基地となっています。
5/28に、この施設の中央に巨大なゴルフボール状の施設が作られました。通信施設の一部ということですが、この建物の色はいわゆる肌色で、先にできていたクリーム色の通信施設とともに異様な景観を呈しています。
当初施設は「景観に配慮して緑色にする」ということでしたが、そのことは無視されているようです。
警告板には最初米国の法律で侵入者を罰するとか、日本国憲法によって侵入者を処罰するとか書かれていて問題となり、消されたり訂正されたりしました。米軍には私たち住民を下に見るような意識があるようです。

 騒音問題、マフラーは付いたが“まだ激しい音”
今年に入って基地の騒音が大問題となりました。レーダーを動かす発電機の騒音が激しくてたまらないという地元地区からの苦情が出され、調査によって大変な騒音と低周波が出て健康被害の原因となっていることが分かりました。「大したことない」という当初の説明と違うではないかという私たちの指摘に、ようやく議会も動いて2/20には基地対策特別委員会の正副委員長が近畿中部防衛局に直接申し入れを行い、3月初めまでに消音のマフラーが6台の発電機全てに設置されました。
これによって袖志・尾和での直接の騒音は一定軽減されましたが、まだまだ音は聞こえます。九品寺での騒音はマフラーが付いても大きな変化は感じられません。5月の連休頃からは、レーダーサイトがシャッターを開放するようになりここからの騒音も酷くなりました。発電機への防音追加対策が夏にはやられると聞いていますが、どの程度の効果があるのか、夏になって発電機の稼働の追加も予想され被害は簡単に収まりそうにはありません。関電からの買電の話も進められているということですが、実現はいつのこととも知れない状況です。

人身事故発生! 事故17件!!
次に事故の問題です。恐れていた人身事故が2/19に宇川地区で起きてしまいました。直進していた地元の方の自動車に前方不注意で右折した軍属の人の運転する自動車が衝突し、地元の方の車は道路脇の電柱に当たるという事故でした。物損だけでなく被害の車の運転手は負傷もされました。
個人の車での通勤はしない、安全講習を徹底するという約束があったのですが、その約束が果たされずこういう事態を招いたということです。
この件で宇川の住民代表と米軍司令官との話し合いが始めて実現し、その席で司令官は安全講習の不十分を謝罪し、安全管理の早急な徹底を約束しました。しかし、実際に安全講が行われたのはそれから3ヶ月も経った5/13のことでした。事故はその後も続いて現在17件ということです。今市内のあちこちで運転マナーの悪い米軍関係者の苦情を聞きます。大きな事故が起きないかとても心配です。

島津の軍属居住地(シェネガ社)問題
網野町島津地域に米軍基地警備軍属(シェネガ社)の居住地を作るという話が、3/2に突然明らかになりました。説明会が開催され、島津の通称ハナミズキ街道に沿う土地に警備軍属68人分の居住宿舎を建てたい、という一方的な事が伝えられ、防衛局や市は民間(不動産業者)と民間(軍属の企業)のことなので関わらないということでした。
居住地の選定に当たっては、「地元地区の意向を踏まえ、適切丁寧な手続きをとる」というのが、防衛省と京都府・京丹後市の間の文書による確認です。「住民は何も聞かされていない。おかしいではないか。」という当然の声が地域の方々から強く起こり、当初予定地の地権者の方も協力できないということになりました。
そこで予定地を少し変更して作るということで6/2に住民懇談会が開かれました。ここでは土地の売買契約も、賃貸借契約ももう完了して工事がすぐにも始まるという説明がなされました。これに対して「この重大問題になぜ民意を確認しないのか」という声が相次ぎ、原点に戻って連合区として早急に意向調査をするということになりました。
聞いて考えるという約束であるのに、決めてから報告するという本末転倒の住民無視のやり方がこういう混乱を地域の方々にもたらしたのです。市と防衛局の責任は重大です。
市長は居住地について、「住民の合意は前提ではない」という発言をしておられますが、住民の意向を無視するということなのか、近日中に明らかにされる「意向調査」の結果にどういう態度を取られるのか注目されます。

軍属の通勤も居住も(米軍・防衛局)「約束」を守らせず!
3/5に開かれた3回目の安全安心連絡会で、基地に勤務するレイセオン社の軍属が約30人も、既に個人で市内各地に住んでいるということが公表されました。「住民の安全・安心の確保」の観点から、軍属はその集団居住地が決まるまでは市内のホテルに集団で宿泊し、マイクロバス等で集団通勤を行うというのが当初からの米軍との約束であったのに、それが勝手に反故にされていたということです。
議会では副市長が「集団居住、集団通勤が基本でありそのように米軍には要請している」と答弁されましたが、どの程度の要請がされたのか、その後もそういう方が増える一方というのが実態です。最近ではレイセオン社の人達どころかシェネガ社の人や軍人の中にも個人の車で通勤されている人がいます。
また、家族で居住している人も複数あるようでお子さんが保育園に入所されている例もあると聞いています。
市のトップが約束を破られても抗議もせず(できず)、黙っているため彼らはどんどん大胆になってきているということです。

増えるYナンバー! 交通違反も処分なし!
個々に通勤をしている基地関係者の自動車は、「わ」ナンバーのレンタカーと「Y」ナンバーの個人所有車です。基地に出入りしているそれらの数は40台以上になります。特に「京都Y]という丹後に住むようになってから購入された自家用車がすでに20台以上確認されています。そこにわナンバーも加わっての通勤や私用での運転が市内で24時間自由に行われているということです。
これまでも紹介してきましたが、基地関係者は日米地位協定の特権で、日本の運転免許証は必要ありません。違反を犯しても点数、免停、免取などの行政罰は課されません。特にYナンバーの車は、任意保険の加入が対人3000万、対物300万程度できわめて不十分ですし、その加入状況は確認のしようがありません。
先に紹介した人身事故などの多くの事故は安全講習もうけないまま運転されてきたこれらの方々によって起こされています。
3/24の夕方のNHKニュースは、今年1/21の未明に久美浜町で31キロオーバーのスピード違反で京丹後警察によって検挙された軍属が、京都地検へ書類送検されたが、公務中ということでで日本に裁判権がなく不起訴となった、という報道をしました。これこそ日米地位協定の特権による治外法権の姿です。説明されてきたような「同等の扱い」はなされないということです。

 基地の二期工事・自衛隊の拡幅工事の安全対策は!
 このような難問山積の中で、自衛隊の基地拡幅工事が5月下旬より始まりました。私たちの再三の要求で工事の安全管理の具体策が文書で示されましたが、工事はこれから本格化し3年間も続きます。米軍の二期工事は秋頃からと言われていますが、その安全対策を市が確認しているかどうか何も聞いていません。一期工事での安全の約束がことごとく守られなかった事を思うと、地元住民は不安でなりません。市は地元の意向も踏まえながら米軍・防衛省と事前に文書での安全協定を確認する必要があります。

1年以上もやられていない説明会
皆さん、思えば米軍基地建設に関わる「住民説明会」は、昨年の4/16、17以来1年以上全くやられていません。ところがあの説明会で約束されたことがここに述べてきたように全く守られていません。「私が責任を持ってやります」と言った防衛局の担当者は交代されましたが、新しい方のお顔も私たちは知りません。「安全安心が確保できなければ稼働後の協力撤回もありうる」と言われた市長さんはその言葉を忘れ去られたように思われます。米軍は「良好な隣人関係を」と言いながら、私たちには本部の連絡先さえ公表しません。

三者への質問状、回答いまだになし!
私たちの会は、ここに説明してきたような基地をめぐる最近の憂うべき状況について具体的な緊急の質問状を、先月市長と防衛局担当者と米軍司令官へ提出しました。いずれも回答期限は大幅に過ぎていますが、未だに三者から回答はありません。これらの状況についての市による住民説明会を「基地対策室」へ強く要求していますが、まともな返答は返ってきません。市長への直接申し入れを求めていますが、時間を取っていただけません。
地元住民、京丹後市民の安全安心がこれだけ脅かされているというのに、当局はどこまで不誠実な態度をとり続けるのか。

皆さんに訴えます!
皆さん、米軍基地問題が浮上して2年と4ヶ月弱、多くの不安不信の声を押し切って基地はでき、稼働しています。しかし、大前提であった「安全・安心」はないがしろにされ問題は増加する一方です。私たちはこれを放置するわけにはいきません。この問題は京丹後市民全体の将来に関わる大問題だからです。このままではとんでもないことが起きてしまいます。
市、防衛局、府、米軍には、安全安心の為に約束したことを原点に返って実行していただかなければなりません。
皆さん、それぞれの地区の役員さん、議員さん(今6月議会の最中です)。市、防衛局、府、米軍へ約束を守れという強い声を上げましょう。
私たちは、市と防衛局に現在の諸問題についての早急な「住民説明会」の開催を強く求めます。市民の皆さんの賛同と協力を強くお願いするものです。

2015・6・13(土)

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