2016-01-04

文殊さん定期報告595

★今日も好天、終に4日目!
★市の回答を読む! その①
★市には主体性もなければ感謝の気持ちもない!!

本日2016年1/4(月)で、米軍基地工事開始から587日目(1年と222日)、レーダー搬入より440日目(1年と75日)、本格稼働375日目(1年と10日)に入りました。

今日も引き続いての良い天気です。新年明けてから4日連続で、一体どうなっているのかと言いたくなる状況が続いています。

基地に変化なし。暖かく、雪のないのを特にシェネガの諸君は喜んでおられることでしょう。
自衛隊の工事再開は1/6からです。

網野の事故ですが、1/6の午後(確か14:00~)に当事者立ち会いの現場検証の予定です。興味のある方はジャマにならないように見学をしていただけたらと思います。

12/24(木)にあった、「憂う会」の質問状に対する当局からの回答を今日から連載します。
まずは京丹後市長からの回答についてそのⅠです。質問の⑨までの回答と簡単な解説を上げます。質問はそのまま、回答はまとめたものがメイン、(まま)というのが回答文そのものです。解説は回答を踏まえての「憂う会」の言い分ということです。

京丹後市長からの回答・解説Ⅰ

2015/12/24 以下の質問について、回答期限4/30を8ヶ月遅れて市より回答書が届いた。直接には岩崎基地対策室長より旧宇川中学の放送室にて受け取り、1時間に渡って「憂う会」のメンバー4人がこの件も含んで最新の状況について市の姿勢を質した。

2015/4/20(月)
京丹後市長 中山 泰 様
経ヶ岬米軍基地に関する緊急質問 Ⅲ
米軍基地建設を憂う宇川有志の会

 昨年10月21日に経ヶ岬の米軍基地にXバンドレーダー本体が搬入され、12月26日には防衛省によってその本格運用が始まりました。
 米軍基地建設の大前提として「住民の安全・安心の確保」ということが繰り返し言われてきましたが、今年に入ってその安全・安心を脅かす出来事が続出しています。
 それに対する市当局の対応はきわめて不十分と言わざるを得ません。住民の不安と不信は募るばかりです。最近起こっている住民の安全・安心に係わる諸問題について緊急の質問を行います。
 市長の誠実で早急な回答をお願いします。

1,基地に関わって
① 米軍基地の二期工事はいつからですか。
回答 現在米軍で設計中、着工は来年春以降。
解説 事実の追認だけ。質問当時は意味があったが今の回答としては意味がない。

② 自衛隊の拡張工事はいつからですか。 
回答 本年5月中旬に着工。 
解説 事実の追認だけ。質問当時は意味があったが今の回答としては意味がない。

③ 二期工事、拡張工事について自衛隊、米軍との間で事前の安全確認をされていますか。一期工事において当初の約束が守られなかった事も踏まえ文書による確認をする必要があると考えますが、その予定はありますか。ないのならその理由を明らかにして下さい。
回答 
1、着工の際は工事内容の説明を受け、市として安全安心の確保について確認している。
2、工事内容に変更がある時は、変更内容に合わせた安全安心の確保に努めていく。
3、一期工事では変更内容の説明を受けそれに伴う安全安心の確保について確認してきたものと考えている。
4、自衛隊の工事については事前に説明を受け、区長会に説明をした。米軍の二期工事についても周辺の安全に配慮しつつ進めていくよう要請していく。
解説
・一期工事の約束違反を工事の休日追加のみとして回答しているが、それは一部に過ぎず(その内容も指摘してきたが)、それは意図的に無視されている。
・文書による確認について聞いているのにそれに対する回答がない。文書による確認をするつもりがないことを「要請」などといういい加減な言葉でごまかしている。

④ 発電機の騒音対策としてマフラーが付きましたが、音はまだまだ大きなままです。その後の追加対策はどうなっていますか。
回答 
1、マフラー設置により低周波音の低減がはかられ、7月から8月に発電機周囲の防音パネルの嵩上げが実施された。
2、防音パネル設置後の調査で騒音は2~9㏈低い値となった。屋内家屋の低周波も環境省の苦情の参照値を下回っている。
3、レーダーテント(緑のレーダーサイト)からの音対策として防音機能・換気システムの改良工事を12/6に完了。今後状況を確認する。
4、騒音の抜本対策として商業電力の導入に向け、米軍、防衛省が連回して取り組んでいる。市としても早期導入を強く要請しているところです。

解説 レーダーサイトの音は確かに低くなったが、発電機はまだまだうるさく、抜本対策まで我慢せよという実態をごまかした回答となっている。

⑤ 3月下旬米軍基地に環境に有害な物質が搬入されていることが分かりましたが、その管理が適切になされているかどうか把握されていますか。他にもそういう物質があるのかどうか確認されていますか。
⑥ 3/26(木)に米軍基地から搬出された木箱の中味は何であったのか、把握されていますか。
回答(まま) 
1、本施設は通信所であり、専守防衛のための施設であるため、基地内にはそれらを管理運転するために必要とされる燃料や資機材等が搬出入されているものと防衛省から回答を受けています。
2、3月下旬に基地内に搬入された物質は、不凍液の混入された冷却水や一般的な機械に使用するエンジンオイルなど、特に問題のないものであったことを防衛省が確認しています。
3、日米地位協定第3条においては、施設・区域における作業は、公共の安全に妥当な配慮を払って行われなければならないとされています。経ヶ岬通信所においても他の在日米軍施設・区域と同様に、日本の法令を尊重し、公共の安全に十分な配慮が払われているものと受けとめています。
4、基地内への物資の搬入については、市としては、必要に応じて防衛省を通じて確認等を行ってまいります。

解説 
・搬入物質ついての情報はすべて防衛省を通じてということと、米軍が十分な配慮をしているであろうというどちらも市の主体性の全くない(防衛と米軍の言いなりという)回答である。
・地位協定の改定によって自治体の立ち入り調査も可能になっているのに、この主体性のなさは一体どうしたことか。
・⑥の3/26に搬出された件への回答がない。意図的に無視されている。
・1の回答は、攻撃のための施設であるから燃料や資機材が搬入されているとのこと、攻撃のための施設ならそうでない物質が搬入されるということが含まれた文章と読むことができる。これは裏のある内容と思われる。また、「専守防衛」という言葉はこんなこのようなところに馴染む言葉なのか、疑問である。

⑦ その内容が不適切であるとしてテープが貼られた基地の警告板は今後もあのままですか。
回答 
1、この警告板は米軍地域への立ち入りを米国内法によって制限する誤解を与える記述ということで本年3月、防衛省から在日米軍本部に早急な撤去を申し入れた。
2、その申し入れに対し米軍は撤去可能なものは撤去し、困難なものはテープでその記述箇所を覆うという処置を行い、本年7月適切な新たな警告板に取り替えた。

解説 事実の追認を書いただけ。この問題への市の関わりが何も書かれていない。何も知らず何もしていなかったということであろう。「憂う会」の指摘によって問題化し改善されたのに感謝の一言もない。

⑧ 4/15(水)入り口に設置された新しい大型警告板には、立入った者は「日本国憲法」によって罰せられると書かれていますが、これは不適切なものではありませんか。
回答(まま) ご指摘の大型掲示板の「日本国憲法」との記述については、既に「日本国法律」に改められております。
解説 事実の追認を書いただけ。設置から1週間以上放置されていたのをこの質問状によって「憂う会」が指摘し、「不適切である」として改めたという事実がどこにも書かれていない。この件についても市は何も知らず何もしなかったということであろう。

⑨ 電磁波調査の詳細はなぜ公開されないのですか。海での調査は崖先200m地点だけでは全く不十分ですが改善を求める考えはありませんか。
回答 
1、安安連で説明し、市のHPで公開している。電波防護指針の基準値を大きく下回っている。
2、レーダーは崖上から海上上空に発射されるため、崖から海上約200m地点で測定することとしたもの。
3、電磁界強度調査は調査の方法も測定地点も適切なものである。

解説 詳細を公開しないことの説明になっていない。コンマ以下10数桁までの数字があるがそれを出さない理由を示せ。漁場が文殊沖に広がることを考えるなら200m先だけでは不適切であるのは明白だ。

1/4(月)夜

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