2016-12-11

文殊さん定期報告933

★米軍属のかかわる重大な人身事故が発生!
★一般質問で指摘の翌日の出来事!!
★市長、米軍司令官と防衛局長へ一応「申し入れ」!

本日2016年12/11(日)は、米軍基地工事開始から930日目(2年と199日)、レーダー搬入より783日目(2年と52日)、本格稼働718日目(1年と354日)でした。

報告者は昨日(12/10)と今日(12/11)、山口県の岩国市へ在日米軍基地問題の住民運動交流会へ参加していたため、昨日の報告ができませんでした。
その間に大変な事が起きていましたので、とにかくその報告です。

12/10(土)の18:30頃に大宮町善王寺グループホーム善王寺付近の市道で、米軍軍属の自動車と京丹後市民3名が乗る自動車が衝突し、市民3名が負傷されたとのことです。そのうち1名(男性)は首の骨(大3頸椎)を損傷(重傷では・・)し入院とのこと。

この事故を受け、三崎京丹後市長は12/11(日、今日)サラ・カルデナス米軍司令官と藤代誠近畿中部防衛局長へ、「申し入れ」を文書で行いました。
その内容は、

昨日、京丹後市内で発生した米軍属が関係する交通事故について、取り急ぎ以下のとおり申し入れます。
京丹後市では、地域の安全・安心の確保のため、これまでから再三にわたり交通安全の徹底について、防衛省及び米軍へ要請してきましたが、このたび人身事故が発生したことは、誠に遺憾であります。
 ついては、被害者に対して誠意をもって丁寧に対応されるとともに、改めて安全安心の徹底及び事故の再発防止に真摯に取り組まれるよう強く求めます。

というものです。

まずは事故に遭われた方々への適切な対応とご無事とを祈ります。
その上で、これは単なる偶然の事故などではないということと、市長の「申し入れ」内容は極めて不十分であることを強く指摘したい。

11/30の第10回「安安連」で、11/14の橋木の事故を受け「米軍の運転は講習を前提とせよ」という宇川連合区長の申し入れに対し、防衛局が「交通安全講習会は定期的にしかできないので市民はガマンせよ」という主旨の事を言いました。これに対し、この定期報告では自ら約束した市民の安全安心を蔑ろにするトンデモナイ話だと強く批判させていただきました。このやりとりの際、市(副市長)は何も言わなかったという事実があります。

12/9(金)の12月議会の一般質問で、共産党の田中邦生議員がこの件を取り上げて、「講習も受けずに運転するなど論外だ」と指摘し「防衛の回答では市民の安全は保証できない。市として強い姿勢を示せ。」と市長の答弁を求めたが、市長は答えず梅田副市長が「粘り強く取り組みを続けたい」と回答したとのことです。

その翌日に起きたのが冒頭の事故です。
今のとこ事故の詳細は分かりませんが、「申し入れ」の中の「被害者に対して誠意を持って」という言葉からも原因が米軍属側にあることは間違いないと思われます。

どうしてこういう事故が起こるのか? 
昨年12/25の魚政前の事故、今年1/24の中浜の事故、さらに10/14の橋木事故などこれまでの看過できない事故の教訓を無視して、「いいかげんな運転者がいてもガマンせよ」などという防衛局と、それを聞いても何も言わない(言えない?)副市長と、それを指摘されても自ら答弁もしない(できない?)市長と、さらにはダンマリを決め込む米軍司令官と。当初の約束に反したこういう無責任な各当局の態度・姿勢こそが今回の事故の温床となっていると言わざるを得ません。

この事故に関して速やかになされるべき事は、
まず第1に、事故に遭われた方々への治療と補償が十分になされること。
第2に、何故事故が起きたのかの検証がなされ、公開されること。
それに際しては当然ながら当たり前の情報が公開されること。当たり前の情報とは、事故の原因は何か、軍属とされる運転者はシェネガの人かレイセオンの人か、公務中か公務外か、運転していた車はレンタカーか自分の車(Yナンバー・Aナンバー)か、事故車の任意保険はどうなっているかなどなど。
市長の「申し入れ」にはこの極めて重要なことが欠落しています。

米軍属の運転手への警察(京丹後警察)の事情聴取は「後日行われる」そうですが、ケガは左手の軽傷のみというのに何故すぐにやっていないのか(京丹後警察には堪能な通訳のできる警察官がおられると聞いています)極めて不自然です。昨年暮れの魚政前の事故のような不適切な対応を繰り返されることは許されないことです。

そして第3に、具体的な再発防止策はどうするのか。もしまた安全講習も受けていない軍属などということなら、そういう者には米軍が「許可状」は出さないということは必須のこととなります。
米軍経ヶ岬基地にかかわっては230名の者に許可状が出されている(12/10、毎日新聞)とのことですが、これはほとんど無条件に交付されているとしか思えない数です。こんな事をしているから短期間に40数件(加害は35)の事故が立て続けに起きるのです。

前回(12/9)の当定期報告の最後は、「市長さんはそういうことを分かっておいでか。困った事が起こらないことを祈るばかりです。」というものでした。

その矢先にまた起きてしまいました。

12/11(日)夜

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