2017-06-30

文殊さん定期報告1121

★蒸し暑い日が続きます。
★新司令官、自家用車で出勤・・?
★星州から若者が来丹!

本日2017/6/30(金)は、米軍基地工事開始から113ヌ日目(3年と35日)、レーダー搬入より989日目(2年と255日)、本格稼働918日目(2年と187日)でした。

今日で6月も最後、2017年も半分が過ぎてしまいました。雨の少ない蒸し暑い日が続いています。今日午後には職場のエアコンに今年始めてスイッチが入りました。

朝の基地の様子に変化はありません。サイトと発電機はいつもの騒々しさを維持し、車のレベルは1。
今日はEの2番という車を見かけました。新司令官がご自分の車で通勤しておられるということだと思います。この車は前司令官から譲り受けられたのでしょうか。前司令官はレンタカーで来ておられましたが・・。初代司令官のE1という車はその交代と共に全く見かけなくなりましたが2番の方は引き継がれたようです。

自衛隊の工事は何度も報告しているように今日建物が竣工。これから敷地の整備などの仕上げに入っていかれるようです。その整備のためのコンクリートの縁石や浅めのU字溝が山のように運び込まれています。

今日は韓国の星州から若者の訪問(在日の通訳の方も含め4名)を受けました。7月にサード配備を強行された星州ですが、大きな反対運動が依然として続いています。そんな中での来丹ということで若い方が何を求めて来られたのか興味を持ちました。
質問の中心は、宇川という地域の風土と米軍基地が来て住民はどうなったのかという事でした。後者では反対運動や内部の対立などはどうなのかということも聞かれました。

宇川の風土については、韓国の星州や金泉と違ってここは基本的に貧しいところであり、高齢化と過疎化が進んで多くの人に将来への展望が持ちにくく、仕事も少なくて若者が中々ふるさとに居着かないという状況と、政治的にはまずはお上に任せてという保守系がとても強いという説明をしました。
基地に関わっては、この4年と4ヶ月の間に反対の運動はいろいろとやられてきたが、ここの住民がこぞって参加するというようなものにはならなかった。一方で住民の中に賛成反対の対立などが表立つことはほとんどない。また、そういうことにならないように気を使った運動を私たちはやって来た。
圧倒的な住民の気持ちとして「イヤだな」という思いは今も共通しているが、それを声に出す人は限られている。そんな中で「憂う会」は孤立しているわけではない。
一方で再編交付金などによる基地のお金で具体的な事業が目の前で次々と実現していき(お寺のトイレとか村の公民館とか港や道路の整備とか)、被る迷惑に比べれば大したことではないのだが、批判的なことを言わない空気が濃くなってきている。
盛んに交流会もやられて友好の宣伝も意図的になされている。

というようなことをお話ししました。
外からの方の素朴な質問は、自らの地域と運動を俯瞰的に見つめ直す良い機会となりました。
一見展望なき現状という感じもしますが、私たちがやって来たことの意味と今後への継続の価値も確認できたように思った時間でした。

こちらから、文在寅新大統領になってからの向こうの動きや雰囲気について質問すると、金大中→愚武鉉の南北融和ラインが復活して空気は変わってきた。しかし星州に運び込まれたサードについてはその手続きのまずさを指摘するに止まり撤去ウンヌンという話には至っていない(OKという話もしないが・・)ということ。米国だけでなく北や中国との関係もあり判断は中々難しそうだとのことでした。

アメリカに対する軍事隷属関係を改善させ東アジアの横の繋がりを強化していくことが日本と韓国の今後の共通した課題ですね、というようなことでお別れしました。

韓国にはこういう若者がたくさんおられる。あの壮大なロウソク革命はやはり本物だなと思いました。

6/30(金)夜

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