2017-08-21

文殊さん定期報告1170

★国道ゲート、今日も閉鎖! 米艦合同軍事演習も始まる!
★「陳情Ⅶ」を提出!
★政府は、「憲法の理念に立って、平和外交の先頭に立て」!

本日2017/8/21(月)は、米軍基地工事開始から1183日目(3年と87日)、レーダー搬入より1041日目(2年と306日)、本格稼働970日目(2年と238日)でした。

今日はまたとんでもなく暑い日になりました。地蔵盆の時期で各地域にそれを知らせる幟や飾り付けなどが目に付くようになりました。
文殊さんの祭りもその中の一つと思われます。因みに本堂の左の祠(ほこら)は古い地蔵さんを祀ったもので、本堂の文殊菩薩よりも古いと言われています。

基地の国道ゲートは今朝も閉鎖されたままでした。今日から始まる米韓合同軍事演習と関わっているのではないかというご指摘をいただきました。そうかも知れません。穴文殊祭りと関係しているのかなとも思います。

それにしてもこの米朝の緊張の頂点の状況で日米の合同軍事演習にプラスして米艦の合同軍事演習がはじまる。まるで3国がよってたかって北朝鮮にミサイルを撃てとせかしているようです。とんでもないことです。

今日、京丹後市議会の議会事務局に「憂う会」の「陳情Ⅶ」を提出しました(今日が受付最終日)。内容は、従来のものに最近の国際情勢を加え、地方からも住民を守るために声を上げよという項目が、前回より表現を変えて盛り込まれています。議会の対応、特別委員会の議論が注目されます。
以下に全文を上げます。参考にして下さい。

平成29年8月21日
京丹後市議会  議長
米軍基地建設を憂う宇川有志の会

米軍Xバンドレーダー基地問題に関わる陳情書 Ⅶ

 貴議会におかれましては、市民の生活を守りその安全安心を実現するため日々奮闘されておられることに敬意を表するものです。
 さて、本市丹後町宇川地域に米軍Xバンドレーダー基地(米陸軍経ヶ岬通信所)が住民の思いをよそに建設され、その本格運用が2014年12月26日に始まってから2年8ヶ月になります。2015年5月には、隣接する航空自衛隊経ヶ岬分屯基地の大幅拡張工事が始まり、現在その大きな施設が国道脇にできあがってきました。宇川地域穴文殊の地は今や日米の重要軍事拠点となってきています。
 市長と知事は基地建設に対する「協力表明」の前提条件として、あらゆる面での「住民の安全・安心の確保」ということを挙げ、国はそれに対し「政府一体となって、真摯かつ万全に対応する」と約束していることは皆さんご存知の通りです。また、貴議会全体の合意として「市民の安全・安心の確保」は何度も確認されてきたところです。
 ところが現実にはその「住民の安全・安心の確保」が十分に具体化されることなく基地は建設され稼働してきました。その上、今年に入って北朝鮮のミサイル発射がとどまることなく米国との対立が緊迫化し、今や在日米軍基地を抱えるわが国全体が重大な脅威にさらされています。経ヶ岬米軍基地がその最前線のターゲットとされる危険が現実化してきており、基地地元である宇川地区住民の危惧と不安は高まる一方です。
 私たちの会はこれらの問題点を指摘し、6回にわたって陳情書を貴議会に提出しその改善を求めてまいりましたが、その対応は未だ不十分なものと言わざるを得ません。
 以上のような状況を踏まえ、「住民の安全・安心の確保」と「国の平和、世界の平和の維持」という観点から以下の諸点について貴議会へ強く要望するものです。

 去る7月7日には国連で核兵器禁止条約が197カ国中122カ国という大多数の国の賛成で採択されるという画期的なできごとがありました。唯一の戦争被爆国である日本の政府はそれに背を向けて批判を浴びていますが、非核・非戦への大きな世界の動きへ目を向け、未来へ向けての声を地方から上げていただくことも合わせて求めるものです。



1、現在北朝鮮がICBMの発射に続いてグアムへのミサイル発射を予告するなど、米国との対立がますます緊迫化し、今やこの問題は世界的な危機を招いています。この事態に対し、軍事的な衝突を辞さないとする両国の指導者に対して、韓国、中国、ロシア、EU、さらには米政権の内部からも「軍事的行動を避け、外交的対話による解決を」という大きな声が起きています。
   ところがわが国の現政府は、米国を一方的に支持し共同軍事訓練を行って、「対話」に背を向ける態度をとり続けています。このような行為は、日本全体を敢えて危険にさらすことにつながり、米軍のミサイル探知レーダー基地を抱える宇川地域の危険度はますます高まっています。
   わが国は先の戦争の苦い経験を踏まえ日本国憲法の理念に立って、あくまでも平和外交による解決の先頭に立つべきです。政府が外交的対話に踏み出すよう、議会として強く働きかけていただきたい。

2、国は現在北朝鮮からのミサイル攻撃などを想定して「高度警戒態勢」を続けています。攻撃に対しては「Jアラート」に従って避難せよとのことで、市もそのことを広報しておられます。しかし、ミサイルは8分で日本に届くのに「Jアラート」は最速で発射4分後にしか出せないと聞きます。これが本当なら何の役にも立ちません。米軍、国、府、市に対し、もっと具体的に私たち住民を守る方法を示すよう働きかけていただきたい。

3、米軍属の運転する乗用車による重大な交通事故が多発し、再発防止のための取り組みが行われていると聞きます。その具体的安全対策の実態と効果を明らかにさせることと、最低交通安全講習を受けない軍人軍属には運転をさせないという措置を重ねて米軍に求めていただきたい。

4、昨年11月より、経ヶ岬米軍基地の警備軍属などが陸上自衛隊福知山射撃訓練場で実弾射撃訓練を行っています。この件について米軍、防衛省よりその内容、安全対策など情報を開示させ、安全対策を徹底させていただきたい。

5、6月6日の第12回の「安安連」で、米軍基地発電機の防音対策のための商業電力の導入が来年まで延期されることが伝えられ、府、市より強い抗議の声が上がっていることが報じられました。これに対して、防衛局は新たな防音対策を検討するということでしたが、その動きが現在不明です。どうなっているのかを米軍、防衛局に明らかにさせていただきたい。

6、昨年7月以降、経ヶ岬米軍基地の敷地を東側に拡張する計画が進められています。交通上の安全対策ということですが、基地の現状から見て全く不必要な計画であり、多額の支出も予定されています。この計画の再考を求めていただきたい。

7、昨年の7月以降、経ヶ岬米軍基地内の穴文殊洞窟の真上(九品寺本堂の真後ろ)に「トイレ」が設置されました。私たちの強い批判を受けて米軍は今年3月よりそのトイレの使用を停止しました。しかしトイレ本体はまだ同じ場所に残されたままです。6月の「安安連」では「検討中」とのことでしたが全く撤去の動きがありません。そのような中での「穴文殊祭り」は宇川の住民として堪えられないものを感じています。米軍に対し、早急な撤去を申し入れていただきたい。

8、2015年春頃より市内各地に当初の約束を無視するように米軍基地関係の軍属の方が個々に居住しておられます。最近宇川地域にも居住されるようになったと聞いています。市当局はそのことをどのように把握しておられるのか、また地域で様々なトラブルが起こった場合に市はどのように対応してこられたのか、今後はどのように対応される予定なのかを明らかにしていただきたい。

9、現在宇川地域では航空自衛隊経ヶ岬分屯基地の大規模な拡張工事が行われ、工事車両が日々国道を行き交っております。更に今後も宇川バイパスの建設など様々な工事が予定されています。また米軍関係の車両も相変わらず多く走っています。安全の確保に万全を期すよう市として各当局に強く申しれていただきたい。

10、従来の陳状で取り上げ、未だ実現に至っていないことの実現に鋭意努力すること。
  具体的には、①米軍二期工事の安全協定 ②軍属レイセオン社社員の個人居住個人通勤の解消 ③宇川地域での安全・安心確保への説明会 ④事件事故の迅速かつ詳細な情報の開示 ⑤米軍と市の直接対話の制度 ⑥「安全安心連絡会」の公開 ⑦3万3000Vの電線についての説明会などです。                       以上

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